2拍語のアクセント型・東京式・3種

東京式のアクセントでは、2拍の単語には、2+1=3の3種類のアクセント型が存在します。
東京式のアクセント型は、単語のどの位置で「高\低」に下降するか?により、決まります。

1拍目(単語の頭)の直後で下降する

2拍目の直後(単語末)で下降する

下降しない


1拍目(単語の頭)の直後で下降する

アクセント核=1拍目(後ろから −2拍目)

  • 頭高あたまだか型(単語の頭が高い)
  • H\L
  • H\L-L(助詞が付く場合)

グループ「神様」(単語頭の直後で下降・頭高あたまだか型)

カ\ミサマ

コ\アラ

ネ\コ


2拍目の直後(単語末)で下降する

アクセント核=2拍目(後ろから −1拍目)

  • 尾高おだか型 (単語末が高い)
  • L/H(助詞がない場合、平板型と同じ)
  • L/H\-L(助詞付)
  • 1拍目から2拍目は上昇する(L/H)

グループ「弟・妹」(単語末の直後で下降・尾高おだか型)

オ/トート\

イ/モート\

シ/カク\

イ/ヌ\


下降しない

アクセント核=なし(後ろから 0拍目)

  • 平板型(下降しない)
  • L/H(助詞がない場合、尾高型と同じ)
  • L/H ̄-H(助詞付)
  • 1拍目から2拍目は上昇する(L/H)

グループ「ペンギン」(下降しない・平板へいばん型)

ペ/ンギン ̄


ヒ/ツジ ̄


ブ/タ ̄

リンク

東京式・他の拍の単語のアクセント型

東京式・1拍語のアクセント型
東京式・3拍語のアクセント型
東京式・4拍語のアクセント型

京阪式・同じ2拍の単語のアクセント型

京阪式・2拍語のアクセント型

東京式のアクセント型グループ(アクセント下降位置ごと)

東京式・頭高あたまだか型のアクセント型(神様グループ)

東京式・中高なかだか型のアクセント型(いのししグループ)

東京式・尾高おだか型のアクセント型(弟・妹グループ)

東京式・平板型のアクセント型(ペンギングループ)

アクセント型の一覧